県に対し要望書を提出すると同時に、各要望に対する回答をいただく場として、標記の会
を下記により開催いたしいたしました。
1 日 時 平成30年8月29日(水) 午前10時00分~
2 場 所 岐阜県水産会館1階 大会議室
要望内容
<一般財団法人岐阜県身体障害者福祉協会>
1 子どもたちが『心のバリアフリー』について学ぶ機会を作ってください。また、県職
員の研修にも取り入れてください。
国では、共生社会の実現のため、2017年2月『ユニバーサルデザイン2020行動計画
(UD計画)』を総理出席のもと関係閣僚会議で決定されました。
これを受けて、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部では、心のバリ
アフリーの周知・啓発の取り組みを進めるための教材として、障害者団体等の関係者や
学識経験者、民間企業の参画を得て「心のバリアフリー」を学ぶ教材を作成されました。
この教材は、障がい者など異なる条件を持つ多様な人々とのコミュニケーションをと
る際に、知っておきたい知識や心の持ち方を分かりやすく学ぶことが出来るものとなっ
ています。
つきましては、学校の授業や課外活動にこの教材を活用いただくとともに、県職員の
研修においても、集合研修やセルフラーニングの手法で教材を活用いただき、障がいを
はじめ多様な特性を理解し、「心のバリアフリー」の理解促進に努めていただきますよ
うお願いします。
2 パーキングパーミット制度導入にあたっては、適正な制度運用に向けた制度設計とと
もに、県民の理解促進に努めてください。
車いす利用者にとって、車から車椅子への移乗には広いスペースが必要であり、車い
す利用者と歩行困難者を分けた駐車場の設置は、とても良い方法だと考えます。
制度の導入にあたっては、限られた駐車場が有効に活用されるよう、利用証交付対象
者の範囲について慎重に検討いただくとともに、県民のみなさまにご理解いただけるよ
う様々な手法で広報いただき、制度が適正に運用されるようご配慮をお願いします。
また、施設整備にあたっては、誰にもすぐ分かるような大きな看板の設置が有用だと
思われますので、整備にあたっては、駐車場設置事業者に対する助成制度の検討も併せ
てお願いします。