新型コロナウイルス感染症については、9月1日の第2波非常事態宣言解除後、県内での感染者の発生は小康を保っておりましたが、このところ県内においても感染者やクラスターが発生するなど、予断を許さない状況となっています。
県では、新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザの同時流行が懸念される冬季、そして、多くの人出が予想される年末年始を控え、とるべき対策を「コロナ社会を生き抜く県民運動」として体系づけ、全県展開することとし、併せて各職場・学校・家庭に感染防止対策の担当者(ぎふコロナガード)を選任・設置し、対策の徹底を図っていくこととしました。
ついては、貴団体におかれましては、下記のとおり担当者の設置並びに感染防止対策の徹底にご理解、ご協力をいただくとともに、貴団体に属する事業所等においても同様の取組みがなされるよう、働きかけいただきますようお願い申し上げます。
1 感染防止対策担当者(ぎふコロナガード)の設置
各職場(事業所)において感染防止対策ポイントのチェック・声掛けを行う担当者(ぎふコロナガード)の選任、設置をお願いします。
2 担当者(ぎふコロナガード)の業務内容
担当者の業務は「各職場における感染防止対策の徹底」です。以下の取組みを行うとともに、県からお知らせする各種資料などを活用し、職員への普及啓発に努めてください。
(1)職場における感染防止対策のチェックと注意
別添チェック表【参考1】に基づき、職員に対し常時点検し、職員に注意喚起するとともに、【参考2】により正しい手洗いなどの普及啓発等を行ってください。※特に重要ポイントである「正しい手洗いを小まめに行うこと」、「外出時は必ずマスクを着用すること」、「マスクを外す飲食時は大声の会話を控えること」、「食事を終えたらマスクをただちに着用すること」を徹底してください。
(2)感染防止対策の資料配布と説明
すべての職員に、①厚労省チラシ「感染症対策へのご協力をお願いします」、②同「接触感染に注意!」、③「分科会から政府への提言(令和2年10月23日)」、④「新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識(厚労省資料)」を配布、説明してください。※特に、マスクをはずす飲食を介した感染が多発していることから、③中の、「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」の周知をお願いします。
(3)職員の各家庭への普及啓発
別添チェック表【参考1】、【参考2】に基づき、家庭においても常時点検し、ご家族に注意喚起を行うよう職員に周知徹底を行ってください。※すべての職員は各家庭に、厚労省チラシ「感染症対策へのご協力をお願いします」、「接触感染に注意!」等の掲出や、ご家族への説明をしてください。
(4)体調不良時の行動ストップ
体調不良時には外出、出勤、通学などの行動をストップするよう、職員本人と、職員からご家族にも徹底するよう周知してください。
(5)県「感染警戒QRシステム」、国(厚生労働省)「接触確認アプリ(COCOA)」の活用促進
(6)「コロナ・ハラスメント」防止に向けた普及啓発
すべての職員に『ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言』を配布し、コロナを理由とした差別的取扱い等が起こらないよう周知徹底してください。
3 添付資料
(1)「コロナ社会を生き抜く県民運動」(令和2年10月29日県対策本部員会議資料)
(2)感染防止対策資料 ※上記2(2)、(3)関係
④厚生労働省資料「(2020年10月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”についての10の知識」
(3)ストップ「コロナ・ハラスメント」宣言 ※上記2(6)関係
岐阜県知事より