令和2年10月16日に岐阜県庁にて、岡本会長は兼山鎮也岐阜県健康福祉部長に令和3年度に向けた県に対する要望事項の早期実現への協力と支援を要望しました。

1 ぎふ清流おもいやり駐車場利用証制度が適正に運用されるよう、県民に周知願いたい。また、現時点の駐車区画確保の進捗状況や、今後県予算での駐車区画確保の予定の有無についてご教示いただきたい。
 行政施設や大型店舗等の民間施設においてプラスワン区画駐車場を整備していただいておりますが、本来、当制度の対象にならない一般の方々がこの区画に堂々と駐車されているケースが見受けられます。当制度の趣旨や利用対象者等の制度内容を広く県民に周知していただき、このような不正利用がないようにしてください。また、当駐車区画の目標設置件数は3,000台とお聞きしておりますが、現時点においてどれくらいの駐車場が確保できたのか、目標達成の見込みはあるのか、達成出来ない場合は県予算で確保していただけるのかについてご教示ください。

2 視覚障がい者の安全及び利便性向上のため、道路や施設出入り口等の点字ブロックを点検・整備していただくとともに、市町村の広報紙及び議会だより等の発行の際に音訳及び点字による対応措置をしていただけるよう、県下全市町村にご指導いただきたい。
 道路(国道・県道・市町村道)や施設出入り口等、通行量の多い場所の点字ブロックが欠けたりはげたりして消えかかっている箇所が多く見られます。視覚障がい者にとりまして非常に危険ですので、市町村や関係機関と連携していただき、このような不良点字ブロックを早急に点検・整備してください。また、広報紙及び議会だより等の発行に際して、CDやカセット等の記録媒体や点字冊子等の提供を行い、視覚障がい者への配慮に積極的に取り組んでおられる市町村がある一方、そのような措置をまったく取っておられない市町村も見受けられます。視覚障がい者が広報紙等の内容を適確に把握できるように県下の全市町村が全面的にご協力いただけますよう、県のご指導をお願いします。


左:兼山健康福祉部長 右:岡本会長

意見交換会