平成25年度活動報告
青壮年部大会
第45回岐阜県身体障害者青壮年部大会
青壮年部長 楠田 真之
5月19日(日)関市のわかくさ・プラザにて、地元関市はもとより県下各地から多くの青壮年部員の参加を得て、開催しました。
大会では、昨年度の青壮年部活動への協力実績をもとに、優秀支部であった中津川市支部を表彰いたしました。
今年の大会の『宣言』は、「われわれ自身が『障がい者施策に常に関心を持ち自己啓発やスポーツを通して、活発な活動を行いながら、諸問題を解決すること』を誓い、障がい者も社会の一員であることを自覚し、先輩の意思を受け継いで、更なる障がい者福祉の向上を目指して一層努力する。」と採択しました。
続いて、昨年から採用したシンポジウムの形式により、テーマを「青壮年部における結婚と家族について」とし、会場の皆さんと一緒に取り組みました。「現在は、ノーマライゼーションの広がりとともに、障がい者の人間としての尊厳を重視し、自活へ向けての援助が具体的に進みつつあるなかで、障がい者の結婚・家庭は、まだまだ理解が届きにくいところに置かれている。」という認識から、障がい者の結婚に伴う問題について理解を深め、意見交換を行ったものです。
大会は、青壮年部委員が一堂に会す意味と目的を今一度再認識し、『障がい者の自立と社会参加の促進』と「会員拡大」に一層努力することを誓って終了しました。
施設研修及び結婚相談
施設研修及び結婚相談
6月30日(日)、身体障がい者の活動の活性化を図り、障がい者福祉の向上を推進する目的で青壮年部研修会の一環として名古屋市科学館を見学しました。
当日は、県下各地から38名の参加があり、世界一の大きさになった新しいプラネタリウムを見た後、館内を見学し、参加者相互に交流を深めていました。見学後は、結婚相談及び青壮年の地域活動についての意見交換会を行い、有意義な研修会となりました。
青壮年部ボウリング交流大会
青壮年部ボウリング交流大会
平成25年12月8日(日)岐阜市マーサボウルにおいて、青壮年部ボウリング交流大会を開催しました。
当日は32名の参加があり、参加者の中には、はじめ緊張していた方もみえましたが、ボウリングが始まると、緊張もほぐれ、すっかり打ち解け、同じレーンだけでなく、周りのレーンの参加者とも交流を深めながら、ボウリングを楽しみ、有意義な交流会となりました。
未婚者懇談会
未婚者懇談会
青壮年部ボウリング交流大会の午後からはマーサ21の会議室に於いて、男性12名女性8名の参加を得て、未婚者懇談会を行いました。
懇談会は、自己紹介をした後、男女が個々に話しをする場が設けられ、限られた時間の中で一生懸命に自己アピールを行いました。
更に再度話したい方は、お互いの気持ちを確認するなどの確認をして、閉会となりました。
青壮年部リーダー研修会
青壮年部リーダー研修会
平成26年3月1日(土)~2日(日)に恵那市のかんぽの宿恵那に県下各地の青壮年部の役員が集合し、リーダー研修を行いました。
1日目は、各地域での活動報告と、それを受けての松井会長の講演を拝聴しました。
各地域の報告では、ボウリング大会やカラオケなどの事業を行うなど、新たな会員獲得のための楽しい活動を積極的に行っている地域が多いと感じました。
現在の青壮年部は、青年と壮年の割合は、二対八といったぐらいの割合で壮年の割合が多くなっている状況の中、このままの活動を続けていいのかという疑問を感じました。
2日目は「介護保険の利用と家族介護について」というテーマで村下先生の実体験を含めた講演を拝聴しました。障がいを持った私たちが介護をする立場になることは、老人が老人を介護する老々介護以上に大変なことではあります。でも、制度を知ることで、私たちでできることと手助けをしていただく部分を切り分けることができます。私たちはそれぞれの制度についてより詳しい知識をつけ、さまざまな難を切り抜ける必要があると感じました。それぞれの制度での問題点などを集約し、しかるべき方に相談することが、私たちが今後追加で行っていくべき活動ではないかと感じました。